Wishing

作詞・作曲 坂上 知紀

役割があるように たまに感じるんだ「強いヒト」「傷つくヒト」
境界線の上で 風が吹いたんだ 今はどっちに傾いた?

君を抱いたこの両手で 今まで 全て壊そうとしても
かばう事より 君を 守る事より 力は湧き出なかった
あぁ 気持ち一つで諸刃のように 守り、壊す この手が掴むのは
力を持つ神の手じゃなく ただ温かい君の手を求める

たった半歩でも先を進んで 未来から守れるように
前に進み過ぎて 君の声が聞こえない 気持ちばかりだったね

同じ形の 傷跡や痣 二人なら後で笑いあえるよ
君に教わった 未来の痛みは 二人で乗り越えること
あぁ 胸に残る古い傷跡 痛みを癒すメロディーがあるのなら
全て治す魔法よりも 不器用に歌う君の声が 何より 何より欲しい

かばう事から 君を 守る事から すべて 乗り越えることで
もっと力が溢れ出てくよ

あぁ いつもそばに どこにいても 互いを感じ、生きていけるなら
たとえ先が見えなくても かまわないだろう?

一緒に歩いていこう